アロエの育て方のコツ

乾燥や寒さ、暑さに強い丈夫なアロエは、初心者でも簡単に育てられる植物です。アロエの「葉に水分を溜め込む性質」に適した育て方のコツをご紹介します。 

学名・分類 Aloe

ツルボラン科アロエ属

主な流通種は、アロエベラ、不夜城、千代田錦 等

寒さ・暑さへの強さ 寒さにも暑さにも強い
乾燥に対する強さ 強い
病害虫の発生 カイガラムシ、アブラムシ
その他の注意点 水をやり過ぎない

【設置する環境】 

 本来、アフリカの乾燥地を中心に生育していることから、日当たりの強い乾燥した場所を好みます。ただし、小型のアロエは、葉焼けを起こしやすいので真夏は半日陰に設置するほうが望ましいです。強健な植物なので、室内でも屋外でも育てることができます。

 

【室内で育てる場合】

 日当たりの良い窓際が最適です。真夏の直射日光に当てると葉焼けを起こしますので、真夏はレースカーテン越しの日光量で十分です。もし、日光が十分に入らないような北側のお部屋でも、窓から入る明るさがある程度あれば問題ありません。

 冷暖房の風が直接当たるような場所は避けてください。

 

【屋外で育てる場合】 

 鉢植えでも地植えでも育てられます。強い日差しを好むので、日当たりが良く風通しの良い場所で管理します。

 ある程度株が大きくなると霜梅雨や雪に強くなりますが、梅雨の季節や冬の間は軒下に移動させるか、シート等で覆って対策します。

暑さや寒さから根を守る為に、腐葉土でマルチングしておくこともオススメします。

 

【設置するときの注意】

 植物は急な環境変化に弱いため、設置場所を移動させる時はすぐに移動させず、環境の明るさに慣らすよう徐々に移動させます。購入後1ヶ月間は、購入店からの設置環境の変化で葉が黄色くなることとがあります。これは一時的なストレス反応ですので、変色した葉を取り除いて様子を見ます。

【水のやり方】

 鉢の中が常に湿った状態であると、根腐れを起こします。アロエは、葉に水分を溜め込む性質がありますので、乾燥の極限状態まで耐えられる植物です。生育期の4月から9月は、土の中の状態を定期的に確認しながら水やりを行います。10月から3月は、休眠期に入ることから生育が緩慢になりますので、水やりの必要がありません。

 

【土の中の確認方法】

 土の中に指先を入れてみて抜いたときに、土が指に付かなければ、水のやり時です。指に土が付いてくるようであれば、湿っているサインのため、土が乾ききるのを待ちます。

 

【土の確認と水やりの目安】

 4月〜6月と9月:1週間に1回

 7月〜8月:2〜3日に1回

 10月〜3月:断水

 (10月は生育が緩慢になる頃なので、徐々に水を控えめにします)

 

【屋外の場合】

 自然の雨に任せて育ちます。ただし軒下の場合は、土の乾きを確認しながら水やりを行います。

 夏場の暑い時期は、鉢植えでも地植えでも土の乾きが早いため、こまめに土の中を確認してから水やりを行います。気温が下り始める秋ごろから水やりを控え、冬の期間は断水をしても良いです。

  

【水の加減】

 鉢底から水が染み出るまでたっぷりとやります。

 

【注意】

 鉢の中をずっと湿った状態にしていると、根腐れを起こします。

次回の水やりのタイミングは、土の中が湿っている状態からほぼ乾きってからにします。

鉢植えの場合は、鉢皿に水が溜まらないように注意し、しっかりと水切りを行います。

冬の室内管理の場合は、気温の高い時間帯に水やりを行います。

 

【葉水】

 夏場の空気が乾燥している時は、霧吹きで葉水も与えると良いです。

【肥料と病害虫の予防法】

 生育期4月から9月の間は、2ヶ月に1回を目安に土の上に固形肥料を置きます。冬に向けて気温が下がり始める頃から、肥料は断ちます。

 水やりをする際、ダイアジノン粒剤を土に散布しておくとカイガラムシを予防できます。アブラムシの予防としては、葉に埃が溜まらないようにこまめに拭きましょう。

 

 アロエは、水をやり過ぎると必ず根腐れを起こします。土の中は乾燥した状態にしておくことが大事だということを念頭に置いて管理をしましょう。