ベランダを観葉植物ですてきな空間に

ベランダというスペースは,そのままでは無機質で冷たく感じがするものです。でも,そこに自然な植物の緑色が加わえるだけで,やさしさのある全く違った場所に見えてきます。さらに,ベランダを通して見る景色にもアクセントをつけてくれるので,窓から外を眺めるのも楽しくなります。ここではベランダで育てる観葉植物を紹介します。

また、植物の育て方で悩んだときは観葉植物レンタルの『ThePrimeGarden』までお問合せください。

環境の変化に強い植物を選ぶのがポイント

屋外であるベランダは,天気の変化や季節の移り変わりで環境が大きく変わります。屋内に比べて気温や湿度,土の水の加減を最適に保つのは大変なので,これらの変化に影響されにくいものを選ぶようにしましょう。また,害虫もつきやすく,病気にもかかりやすくなるので,病害虫への耐性も注意する必要があります。

なぜ観葉植物をベランダに?

屋外で観葉植物を育てるのは手間もかかり大変なのですがが,あえて屋外のベランダを選ぶのもそれなりのメリットがあります。

緑色の色彩効果

植物の緑色には『リラクゼーション効果』があるといわれています。目にするだけで心や体の疲れを癒してくれます。部屋の中に一鉢置くだけでも癒し効果は期待できますが,屋内だとあまり大きな鉢を置けなかったり,たくさんの鉢を並べるのも無理だったりしますよね。

その点,ベランダなら屋内よりは自由にレイアウトでき,ちょっと大き目の鉢を選ぶこともできるので,癒しの効果も上がります。

暑さ対策

ベランダは日当たりのよい方角にあるものですが,夏は暑くなり過ぎて困ったりもします。こんなときに観葉植物をうまく使えば日除けのかわりにすることもできます。また,外壁に直射日光が当たらないようなレイアウトができれば,屋内の温度が上がるのを抑える効果も期待できます。

さらに,植物は葉からは余分な水分を蒸発させているので,周りを涼しくしてくれます。

運気を補う

風水では,ベランダを『第二の玄関』と考え,気の通り道としています。そこに花や植物を植えて育てることで,減った運気を補うことができると言われています。

ベランダでのレイアウト

手すりを利用する。

植木鉢をただ置くのではなく,フックなどを使い手すりにぶら下げるようにしてみましょう。それだけでもオシャレに見えてきますよ。

気をつけるのは,植木鉢そのものもレイアウトの一部になるので,植木鉢の色や素材も大事なポイントです。自分の好みでいろいろ変えてみるのも楽しいですよ。

縦の空間をつくる。

手すりを利用すると,自然と鉢を横に並べることになりますが,すのこや小さ目の木製フェンスを立てかけて使えば,植木鉢を縦にレイアウトすることもできます。木製のものを使うことで自然な雰囲気も出せます。

ラックを置く。

ちょっと広めのベランダであればラックを設置するのもよいでしょう。階段状のものであれば立体的に並べることもできます。小さ目の鉢を並べるのがポイントで,鉢だけでなくちょっとした小物も混ぜて置くとオシャレに見えますよ。

グリーンカーテンをつくる。

とりあえず日除けをお望みなら,プランターにアサガオのようなつる性の植物を植え,張ったネットに絡ませながら育てれば,簡単な『緑のカーテン』がつくれます。

ベランダで育てるならこの観葉植物

ストレリチア(極楽鳥花)

名前にあるとおり,丸みのある鳥の羽のような葉で,鳥の頭の形に似たオレンジや黄色の花を咲かせます。

乾燥に強く,多少日当たりが悪い場所でも育ちますが,日光が不足するとほとんど花をつけないので,ベランダで育てるときは、春から秋の間にしっかり日光を当ててあげましょう。

2~3℃ぐらいの気温を保ち霜が当たらないようにすれば,屋外で冬を越すこともできるようですが,やはり真冬の時期は屋内で日当たりのよい窓辺に置くようにしてください。

アイビー

つる性植物で,星の形の葉が特徴です。丈夫で,寒さ暑さに強く,日陰でもよく育つので,初心者にも扱いやすい植物です。鉢植えのままでも楽しめますが,緑のカーテンに仕立てるのも可能です。

ワイヤープランツ

細いつるに丸い小さな葉を茂らせます。わずかな土でも育つ丈夫な植物ですが,乾燥には弱いです。ただ,乾燥には弱いのですが,土が常時湿っていると根腐れしてしまいます。鉢の土が乾いたところで,たっぷりの水をあげるのがうまく育てるコツです。

ゴールドクレスト

クリスマスツリーとしてつかわれることもある低木です。寒さに強く明るい場所を好むので,室内よりは室外向きの植物です。葉から森林のような香りがするのですが,これには自律神経を安定させるリフレッシュ効果もあるといわれています。

売られているものや写真で見る樹形はきれいな円すいですが,葉が伸びてくるとどんどん形が崩れてくるので,こまめにお手入れが必要です。

シュロチク(棕櫚竹)

名前にも『竹』とありますが,実際にはヤシの仲間です。しかし,その雰囲気は和風ともアジア風ともいえる植物です。

寒さに強く,半日陰を好み,害虫も発生しにくいので,初心者にも安心です。ただ,観葉植物としては大きな部類になるので,置き場所にはちょっと苦労するかもしれません。

フィロデンドロン

濃い緑色で光沢のある大きな葉が特徴です。直射日光に当たると葉焼けしてしまうので,ベランダでも半日陰の場所が最適です。寒さにはあまり強くないので,冬には室内で育てましょう。

フェニックス・ロベレニー

ヤシ科の植物で,見るからに南国風という感じですね。ホテルのロビーなどで見かけることも多いと思います。日光を好みますが日陰で育てても大丈夫ですし,熱帯が原産なのに寒さにも強い(霜には注意です)ということで育てやすい植物です。

ポニーテール(ノリナ/トックリラン)

カールした細長い緑色の葉が特徴で,名前のとおり『子馬の尻尾』を連想させてくれます。幹のふくらんだ部分には水分が溜まっていて,この形が徳利に似ているということで『トックリラン』ともよばれます。

メキシコが原産で乾燥には強いので,逆に水のあげすぎの方に注意が必要です。土が乾いたらたっぷり水をあげるぐらいで大丈夫です。日光を好み,多湿が苦手なのでベランダで育てるのには最適です。

シルクジャスミン(月橘/ゲッキツ)

光沢のある緑色の葉だけでなく,香りや花も楽しめる植物です。ジャスミンのような甘酸っぱい香りを漂わせ,夏になると小さな白い花を咲かせてくれます。

暑さには強く,気温が20℃を超えると枝や根をどんどん伸ばします。5月~8月の時期には剪定が必要になることもあります。逆に,寒さには強くないので,冬はベランダから室内に移してあげましょう。

カポック(シェフレラ)

寒さや乾燥に強く,生長も早いことから初心者にも人気の植物です。種類も多く,葉の色や模様もいろいろなものが選べます。

生長が早いのは良いことですが,反面,枝葉が伸びすぎて樹形のバランスが崩れてしまったり,伸びすぎた根で鉢が根詰まりを起こしたりもします。そろそろかなと思ったら,剪定や植え替えに挑戦してみるのも楽しいと思います。(剪定や植え替えには時期があるので,前もって調べておきましょう)

ベランダでガーデニングを楽しみましょう

何もしていないベランダというのは,ちょっと寂しい感じがしてしまうものです。でも,そこに緑色の植物を一つ置くだけで,その空間の印象は全く変わります。

ガーデニングと聞くと難しい印象を持たれる方も多いと思いますが,まずは小さな鉢一つから始めて大丈夫です。そこからいろいろなことに挑戦していけば,どんどん楽しくなっていきますよ。