ティランジアの育て方のコツ

あらゆる環境にも耐えようとするティランジアは、手間のかからないエアプランツとして人気です。そんなティランジアの性質を知って、上手に育てるコツをご紹介します。

育て方で悩んだときは観葉植物レンタルの『ThePrimeGarden』までお問合せください。

学名・分類 Tillandsia

ブロメリア科ティランジア属

主な流通種は、ハリシー、キセログラフィカ、ウスネオイデス等

寒さ・暑さへの強さ 比較的どちらにも強い

(生育温度は10〜30度)

乾燥に対する強さ 種類によって、差がある

白っぽい植物体をした品種は乾燥に強い傾向がある

病害虫の発生 ハダニ、コナカイガラムシ、ナメクジやバッタ、コガネムシ
その他の注意点 やわらかい光量を好む

高湿度を保つ

ティランジアを育てるのに良い環境 

アメリカ大陸を原産として、雨の少ない乾燥地から多雨林等さまざまなな環境に自生しています。木漏れ日程度のやわらかい光量と、80%以上の高湿度な環境を好みます。

風通しは、水やり後12時間以内に植物体が乾く程度が理想です。風通しを確保できない場合は、扇風機等で緩やかな風を当てるのも良いです。

生育温度は10〜30度で、昼夜の寒暖の差が大きいほどよく成長します。 

ティランジアを室内で育てる場合

風通しが良く、直射日光の当たらない明るい場所が最適です。やわらかい光を好みますので、カーテン越しの明るさがちょうど良いです。夏場は、室温30度を超える場合は涼しい場所で管理します。特に、留守で密閉した室内の温度上昇に注意してください。また、冷暖房の風が直接当たるような場所は避けてください。

ティランジアを屋外で育てる場合

気温10度までの環境で、風通しが良く、直射日光の当たらない明るい場所が最適です。木の植えてある庭やベランダで栽培できますが、やわらかい光量が当たる場所に設置してください。台風の時期になると、風で飛ばされることが意外に多いので注意します。また、遅霜に当てると傷む可能性があります。気温10度を下回ったら、室内に移動させます。暖地では、耐寒性のあるアエラントスやベルゲリ等の品種は屋外でも越冬可能です。

ティランジアの水のやり方

ティランジアは、乾燥に耐える能力を持っていますが、基本的に水が大好きな植物ですので、水やりを行うときは、ジョウロもしくは霧吹きでたっぷりとやります。気温10度を下回る頃から、生育が緩慢になりますので、水やりの回数も減らします。

ティランジアの水やりの回数

室内の場合

  • 春から秋:週2〜3回の夜間。乾燥が激しい室内の場合は、毎日。 
  • 冬(10度を下回った場合):週1回の午前中

屋外の場合

自然の雨に任せて育ちますが、日照りが続けばジョウロ等で週に2〜3回を目安にやります。

ティランジアの水やりの加減

植物体が完全に濡れて、水がしたたる位にたっぷりとやります。12時間以上濡れたままだと、呼吸できずに組織が腐ってしまいますので、水やり後は風通しの良い場所での管理が重要になります。

ティランジアが水不足で萎れてしまった場合

株を水に浸けて強制的に水を吸わせる「ソーキング」を行います。水に浸けておく時間は、6時間を目安に最長12時間以内にします。冬場は、暖かい時間帯に暖かい部屋で行い、室温が低い時は控えましょう。

ティランジアのお手入れ

時折、葉先まで水分が行き渡らず、茶色く枯れることがあります。茶色になった葉の部分もしくは根元から切り取ります。

ティランジアの肥料と病害虫の予防法

肥料は与えなくても十分育ちます。株を大きくしたい等成長を早めたい場合は、開花前後や子株を出した後に与えるのが効果的です。春から秋の間、観葉植物用の液体肥料原液を水で1000倍に薄めたものを、水やりの2回に1回のペースで与えます。冬場は、与えません。

ハダニは、多湿に弱いので、こまめな霧吹きで予防できます。コナカイガラムシやその他食害虫は、発見次第すぐに駆除し、殺虫剤や誘殺剤を使用しましょう。

ティランジアは、たっぷりと水をやるものの12時間以上濡らしたままにしないことと、風通しのある高湿度な環境作りがポイントです!